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我が家のドラゴンフルーツ事情

Published on 2021/03
written by M.I.

突然ですが、ドラゴンフルーツってご存知でしょうか?

中南米原産のサボテンの実で、最近はスーパーでも普通に見かけるようになりました。
外見は発色の強いピンク色で、ゴワゴワッとした表面が名前の通りドラゴンのような雰囲気です。
味は若干酸味があってほんのり甘くサッパリとした・・・
言ってしまえばインパクトの薄~い味をしています。

そして、このファンタジックなフルーツが我が家では大人気。
先日も食卓に上ったわけですが、食べ終わった後に残る小さな種を見てふと魔が差しました。

「この種って植えたら芽が出るのかな・・・」

もう一度言いますが、中南米の果物です。
中南米と言えば地球のまるっと裏側。日本とは何もかも環境が違うはず。
でも、まぁ、サボテンも日本で育つことだし、芽が出たら面白いよね。
そんな軽い気持ちで簡単な水耕栽培を始めたのが、先週のお話です。


水耕栽培なんて格好良さげな言葉を使いましたが、実際は台所用品を使った簡易的な栽培です。
大きめのタッパーにキッチンペーパーを敷き、水を染み込ませます。
そこに水で洗ったドラゴンフルーツの種を撒きます。以上です。
ガーデニングが趣味の方に怒られかねない大雑把さですが、そもそもの期待値が低いのでこれで良し。


と、完全に悪ノリで初めたドラゴンフルーツ栽培ですが、
驚いたことに種まき2日目には種が割れ、3日目には芽が出てきました。
今日で種まきからちょうど一週間が経ちますが、既に双葉が出て色も緑色になってきました。
中南米の生命力恐るべし。







そんな感じで、思わぬ発芽に心ときめく日を送っております。
この後、どういう成長を遂げるのかとても楽しみです。


このご時世、インターネットを使えば植物の成長後の姿を調べるなど造作もないこと。
普段の自分であればサラッと調べて「ふーん」で片付けたことと思います。

そんな便利さを捨てて、今回敢えて気長に成長を見守ることを選択したわけですが、これが存外悪くないと感じています。

何より「調べて知ったこと」と「体験して知ったこと」というのは、得られる情報の厚みが驚くほど違うと気づきました。
味、匂い、感触、また体験に紐づく一見関係無い記憶の数々は、インターネットでは得られない情報です。

そしてこの情報量の差が影響しているのか、脳みそへの記憶の浸透具合に雲泥の差を感じます。
タッパーの中でワサワサ伸びるこのドラゴンフルーツの芽は、長いこと我が家の語り草になることと思いますが、
インターネットで調べたドラゴンフルーツは数年後には思い出すことも無いでしょう。

とりあえずは、もう少し記憶に刻まれるまで枯れないでいてくれることを祈ります。
記憶力には自信が無いので、できるだけ長く頑張って欲しいところです。

またそのうち、こちらで経過をご報告したいと思います。

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